疑問詞

How many~? What time~?　など

Who~?

　what や where などを疑問詞といいます。
　これまでに教わった疑問詞には、以下があります。
　when …いつ
　where …どこで
　who …だれ
　whose …だれの
　what …何
　how …どう、どうやって
　which …どちら

　疑問詞は疑問文でもちいられます。文の中で、疑問詞がはいる場所は文頭です。文のいちばん最初です。そこからあとは、疑問文をつなげます。たとえば、
　Do you study English?「あなたは英語を勉強しますか。」
という文を、when ではじめると、

　When do you study English?
　あなたはいつ英語を勉強しますか。

となります。答えるときは、Yes や No はいいません。いってはいけません。きかれたことに対してこたえます。

　「疑問詞をもちいて下線部をたずねる疑問文をつくりなさい」という問題がよく出題されます。
　たとえば、
　Mary studies English in the library.「メアリーは図書館で英語を勉強します。」
という文の in the library をたずねるときは、場所をきくわけですから、Where ではじめます。そこからは先は疑問文にします。この文の場合は、does ではじめて、studies は原形の study にすることになります。そして in the library はもちろんなくします。
　こたえ方は、たとえば図書館で勉強するのなら、
　She studies it in the library.「彼女は図書館でそれを勉強します。」という感じです。単に In the library.「図書館で。」としてもよいです。

　Mary studies English in the library.「メアリーは図書館で英語を勉強します。」
という文の下線部分をたずねる疑問文をつくるのなら、English をたずねるのですから、What ではじめます。あとはだいたいおなじで、そして English をなくします。
　What does Mary study in the library?「メアリーは図書館で何を勉強しますか。」
　こたえ方は、たとえば英語を勉強するのなら、
　She studies English in the library.「彼女は図書館で英語を勉強します。」という感じです。単に English.「英語。」とだけこたえてもよいです。in the library を省略してしまって、She studies English. 「彼女は英語を勉強します。」でもよいです。そのへんはいろいろアリです。

　というわけで、「下線部をたずねる」ときは、まず、何をたずねようとしているのかを考えて、適切な疑問詞をえらび、その疑問詞で文をはじめます。そこから先は、もとの文を疑問文にすればよいです。もちろん、下線部はなくします。

　それでは練習問題です。

＜How＞
　How many, How much, How old など、how のうしろに語を組み合わせて、さまざまなことをたずねることができます。
　How many …いくつ、何人(数をたずねる)
　How much …いくら(値段をたずねる)
　How old …何歳(年齢をたずねる)
　How long …どれくらい(期間をたずねる)
などなどです。

＜What time, What day, What is the date＞
　時刻、曜日、日付のたずねかたはそれぞれ以下の通りです。また、答えるときは It is ではじめます。It's としてももちろんいいです。

＜What, Which＞
　疑問詞の what や which も、そのうしろに語を組み合わせて、いろいろなことをたずねることができます。たとえば、
　What[Which] season do you like?「あなたはどの季節が好きですか。」
　What[Which] color do you like?「あなたはどの色が好きですか。」
という感じです。

　それでは練習問題をやりましょう。

　who や what は主語になることがあります。たとえば、
　Who cleans this room?「誰がこの部屋を掃除しますか。」
という感じです。この場合、一般動詞の疑問文なのですが、do や does がでてきません。おしまいにクエスチョンマークがあるだけで、あとはふつうの文の形になっています。
　また、who は三人称単数です。なので clean には s がつきます。

　この文へのこたえかたは、たとえば私がするのなら、
　I do.「私がします。」
　メアリーがするのなら、
　Mary does.「メアリーがします。」
というようにこたえます。

　また、たとえば、
　Who is studying English?「誰が英語を勉強していますか。」という文に対して、サキがしているのなら、
　Saki is.
とこたえることになります。
　Who can play tennis well?「誰がじょうずにテニスをすることができますか。」という文に対して、トムができるのなら、
　Tom can.
とこたえることになります。疑問文の動詞のところにあわせてこたえるようにします。

　それでは練習問題をやりましょう。