明治時代に八幡製鉄所が建設され、北九州市は重化学工業が発展。現在、（北九州工業地域）とよばれる。一方で大気汚染と水質の悪化が問題となり、企業は公害対策に取り組んだ。さらに市は環境関連事業に力をそそぎ、1997年に国から（エコタウン事業）の承認を受けて総合環境コンビナートやリサイクル工業団地がつくられた。
1960年代以降の（エネルギー革命）で石炭から石油への転換がすすみ、石炭産業はおとろえ、九州の炭田は閉山に追い込まれた。一方、1967年に熊本市に（集積回路（IC）工場）が進出し、電子部品工業がさかんになると、九州は「（シリコンアイランド）」とよばれるようになった。
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